北海道へ行ってきました😊③今回のハイライト✨
さて、この旅のメインと言っても過言ではないかも知れません。
オホーツクとっかりセンター ゴマちゃんランドへやってきました🤗✨
ここは保護されたアザラシ達の受け入れ施設であり、療養も担っています。
沢山のアザラシが飼育され、生態を楽しく分かりやすく工夫された解説パネルやポスター等が施設内に沢山展示してあり、飼育員さんの解説を聞いた後はアザラシと触れ合いの機会も持てる素晴らしい施設です🍀
アザラシ好きにはたまりません😆
そして、アザラシ達の為に今現在はもちろん、これまで活動されてきた施設関係者の方々や飼育員さん達には頭の下がる思いです。
このセンターを知ったきっかけはYouTubeでアザラシの動画を彼氏くんと観たことでした💻
アザラシ達の可愛さ、お茶目な仕草、個性豊かな性格、飼育員さんとの面白い掛け合い🤣もうすっかり虜になりました💘
アザラシは元々好きなのですが、こんなに可愛いのか！と。
彼氏くんも横でめっちゃ笑ってました😊それが更に楽しくて、もうずっと観ていたい感じでした👀💕
その動画の中で、くじらと彼氏くんが特にお気に入りになったアザラシの大ちゃん😍
大吉丸くんというアザラシの男の子は、とってものんびり屋さんで、ちょっとワンテンポずれている様なおっとりさん☺️
「ご飯をゆっくーり美味しそうに味わって食べます。」と動画の中でも飼育員さんにコメントされていましたが、更にお魚を飲み込んだ後も食餌と同じ姿勢でウットリ余韻に浸り表情はニッコリ笑っている様な姿にまたも胸キュン❤️😆✨
動画は更に大ちゃんの魅力的な様子を映し出します。
お腹を見せてもらう為に仰向けの指示を飼育員さんが出すのですが、嫌なのか大ちゃんは寝たふりをしてしまいます😪
飼育員さんに「大ちゃん！」とたしなめられ慌てて仰向けの姿勢になったり😁最後のご挨拶でアザラシ達が手を振ったり、手を振る際胴体に手を打ち付けてパンパン鳴らす中、大ちゃんはスカッ💨スカッ💨💨とした手の振り方だったりでもう可愛さのあまり一挙手一投足すべてに夢中になりました❤️😙
もちろん、他のアザラシ達も魅力的でお気に入りなのですが、この大ちゃんが2人のツボにはまり、何度もこの動画を観たものです🤣
その大ちゃん会いたさに、今回の北海道旅行は企画されたのでした✈️
そして！とうとうやってきました‼︎オホーツクとっかりセンターへ✨✨
アザラシ達のご飯の時間となり、いよいよ間近で見る事が出来ます😆
出てきたのは男の子のアザラシ達。
飼育員さんがそれぞれ紹介してくれます。
…ん…？大ちゃんはいない⁇チラッと思いましたが、目の前のアザラシ達に釘付けです👀👀
YouTubeで観た時と同じアザラシがいたり、同じ様な流れで、解説は進みます☺️
お互い動画を撮影しつつ彼氏くんと思わず目を合わせてニンマリ😁🤝
お待ちかねの触れ合いタイム💕
間近で見るまぁるい躰と愛らしい顔、濡れた毛はツルンとしていましたが、毛の奥に感じるフニッとした肉感とほんのり体温が感じられる感触。生まれて初めてアザラシに触った！とテンションが上がりニヤニヤしっぱなしでした😊
ご飯タイムが終わりお客様さんもはけた後、彼氏くんが飼育員さんに「大ちゃんはいないんですか？」と声を掛けてくれました。
大ちゃんは療養中で、個別の水槽にいるとの事でした。
センターの敷地内に、療養の建物があります🏥関係者以外立入禁止とはなっていましたが、窓が開けられ中を覗き込むには容易い感じでした。水槽は人が入るやや大きめの浴槽のような大きさです。
彼氏くんと窓から内側へと顔を出して「大ちゃん。大ちゃん。大吉丸くん。」と呼んでみますが、体の一部がチラッと見えるだけでした。
そんな私達の様子に、飼育員さんも気付いてか「だいだい。」と大ちゃんに優しい声で呼びかけながら、水槽から出るように促してくれました😊
大ちゃん‼︎😆大ちゃん‼︎😂大ちゃん‼︎!
パッと見た感じ元気そうです😄白内障なのか目は白く濁っていましたが…。
目の前にいる本物の大ちゃん！
飼育員さんが席を外され、存分に大ちゃんとコミュニケーションを取れました😌
触れることは出来ませんが、大ちゃんも応えてくれた様です。
あの様子だとあんまり眼は見えていないかもなと思い、一所懸命話しかけました。
「大ちゃん。大ちゃん。」
「大ちゃんに会いたくて、ここまで来たよ！」
大ちゃんは水槽から出たまま、ジッとしています。こちらの声を聴いているようでした。
(アザラシは聴力が良いようです。眼の横に耳孔があり、首を伸ばした状態では耳孔が開き、首をすくめる様にすると閉じるそうです。)
もう何度も何度も同じ動画を観、彼氏くんも大ちゃんに関する情報を集めては私と共有し、私もまた何度となくまた大ちゃんに関する事を見聞きし…。
初見ではないような親しみがあります。
恐らくほぼ見えていないであろう眼の事を思うと、キュッと切ない気持ちになってしまうので、それに負けない位の勢いで大好きだよという気持ちを伝えようと必死でした。
けれど、あまりワーワー話しかけたら、大ちゃんが疲れるかなと思い、後は静かに眺めて過ごしました。
私達の気が済んだ頃合いを見計らったかの様に、大ちゃんは自分で水槽に戻りました。
「ありがとう！また来るね。」「大ちゃん、元気でね。」それぞれ声を掛けて後にしました。
曇り空と閉園時間に寂しさを感じつつも、大満足で海洋公園を後にしました☺️
後日、もう少ししたら北海道を離れる頃の車内でふと、大ちゃんはもう以前のように、動画で見た時のように、もう皆の前で紹介してもらったり触れ合いタイムには出てこれないのかな…。とか、大ちゃんを目の前に切ない気持ちになったのを思い出してしまい…。
泣きたくないのに、涙がボロボロ落ちてきました。
彼氏くんが優しく静かな声で「大ちゃんのこと、(療養中だったり、眼の事)ショックだった？」と尋ねてくれましたが、そうではなく(大ちゃんが以前の様に)お客さん達の前に出られなくなって淋しく切なくなってしまった事、眼は見えていないかもしれないけど、大ちゃんも一所懸命聴いてくれていた様に思った事、そして、また会える様に。幸せで長生きして欲しいと思ったことを、上手く伝えられないまま泣きながら口にしました。泣いても彼氏くんを困らせるだけやのに…💦
また北海道に、大ちゃんに会いに行こう🍀
夢を実現し、夢が叶ったから終わりにするのではなく、また行こう。行きたい。
彼氏くんとまた来る事を約束し、それを新たな励みとし旅を締めくくりました。
どこまでも広がる北海道の青い空と悠々と続く雲。
空を眺めながら何故だか胸が一杯になってしまい、涙したのは初めての経験でした。
楽しかった北海道の思い出を想った時、目の前に青空が広がって見える様な気がします。
そして、彼氏くんと一緒に行けて良かったなぁと強く思ったことも同時に。
笑顔を見られた瞬間、笑顔になった瞬間を思い出し、また幸せな気持ちが蘇ります✨
この旅行で一番のお土産やなと。いつまでも大切にしようと思ったくじらでした🐳
